52.バガヴァッドギーター ヴェーダ(聖典)17-24

人を自由にする教え、「オーム」の意味、浄化の音

「オーム(聖音)」と唱えてから儀式、寄付、修業という活動を始めること。それは『ヴェーダ(聖典)』で定められたルールであり、『ヴェーダ』を理解する者たちは、常にこのルールに従い、行いをしている。

Yogaのルーツは世界最古の聖典『ヴェーダ』にあります。哲学、生き方、儀式、マントラ、祈り、瞑想、Yogaについてのコンセプトはすべてこの『ヴェーダ』がベースです。『ヴェーダ』の語源は、知る=「ヴィド」。人が知るべき知恵のすべてが記されているといわれます。

ウッティタームダダヌーラーサナ(半弓のポーズ)

『ヴェーダ(聖典)』の初めと終わりでもある神聖な言葉「オーム」とともに、Yogaをすることで心と体は一層しなやかになり、重さやモヤモヤした状態から解放されます。このポーズは、体の前面をすべて開くポーズ。聖音と共に行い、体と心を開くことで、本来の自分の強さ、優しさが発揮できるはずです。

仰向けに寝て膝を肩幅に開き、膝を立てます。肘を曲げて両手の平を頭の近くの床に指先が肩を向くようにおきます。お尻を硬くしないように、ゆっくり床からお尻を持ち上げます。両手と両足で強く床を押し、まずは頭のてっぺんを床につけます。さらに体を持ち上げられそうなら、お尻を高く持ち上げ、頭を床から浮かせ、腕を伸ばします。首を楽にして、大きく10回ほど呼吸してポーズを解放します。