ヴィパッサナー瞑想体験記 4日目

今日は大事な日。ヴィパッサナーに入る日だ。自分の意識を動かし、出会う全て感覚を感じることによって、身体の全ての部分を順番に観察する。客観的に観察する。意識を動かし続ける。作業が機械的にならないように。どうしても感じられないところがある。ここの感覚はどうしたらわかるのか私は知りたい。そういうところは無視していいのだろうけどここの部分を感じられる人はいるのだろうか?吸って吸って吸って吐くことができない。でも苦しくない。吐く吐く吐くどんどん深く沈んでいってしまった。吸って吐いて吸って吐いて壁がどんどん私を挟んでくる。押しつぶされる。それなのに不快ではない。すべてにおいてまたその感覚を求めることは渇望になる。すべてはさざなみ。ただ見ているだけ。今日は意識が穏やか。ゴエンカ師の読経は低音。きっと意味がわからず音として入るから心地よいのだ。